~ スマートフォン ~ スマートフォン市場から撤退するNokiaの影響
Nokiaが残念ながら日本でのスマートフォン供給から撤退する事になりました。
それによってiPhoneとか他のスマートフォンへ何かしらの影響があるのではないかと考えられます。
Nokiaは今展開されている高級ブランド「Vertu」のみの展開として、通常のコンシューマからは撤退すると言う事を発表しました。ただし、2008年冬モデルのみは発売されるようなので今発売されるのが最後のNokia製品になると思います。
Nokia側からしてみたら、全世界でのシェア率40%近くを誇っているのに対して、日本では1%にも満たないシェア率と言う事なので日本でやっていく意味は無いと判断したのかも知れませんね。日本ではスマートフォンの人気と言うのがなかなか伸びず、売れ行きも不調だと言うのがありますから、展開していても結果が出ない所に展開しても仕方がないと言う事なのかもしれませんね。
Nokiaはスマートフォン業界においてはトップクラスの会社で、高機能のスマートフォンを展開していますし、Symbian OSやQtと言った物を傘下にしている事もあります。そんな会社が日本でスマートフォンを展開していたのは開拓余地があるからだと判断したからだと思うのですが、今現在の景気の低迷、コスト、利益、これらを考えて撤退を決めたと言うのなら最も合理的と言うか、決断が早いと言っていいと思います。
これによってスマートフォン市場にちょっと暗雲が立ち込める形になってくるような気がするのですが、どのように今後日本で展開されていくのか行く末を見守ってみたいと思います。
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スマートフォンと言う言葉はおそらくたびたび耳にされているのではないかと思います。
しかし「説明して下さい」と言われて、正確に説明できるほどその内容をよくご存じの方は少ないかもしれませんね。
「スマートフォン」は、コンピュータと合体したタイプの携帯電話の事をいいます。
しかしスマートフォンの定義は今と昔では少し違ってきていますね。
昔の携帯電話は今のようなさまざまな機能を搭載していませんでした。
現在、私達が普通に使用しているメールやインターネット機能を搭載した携帯電話の事も、以前はスマートフォンの類いとされていました。
しかし近年に於いては、その定義も少し意味を狭めました。
「アプリケーションの追加・アップデート・カスタマイズが出来る」「アプリケーションに携帯電話機能を付加させられる」といった機能を搭載した携帯電話に限定して言うよう定義付けされました。
そうなった背景には海外での携帯電話の流行が影響しています。
海外ではこう言った狭い意味でのスマートフォンの事を、「Smart Phone」(スマートフォン)と呼んでいます。
そして広い意味でのスマートフォンの事を、「Browser Phone」(ブラウザフォン)と呼び区別します。
それに影響される形で日本でも広い意味でのスマートフォンから狭い意味でのスマートフォンに意味付けが変わってきました。
海外ではノキアやモトローラなどでスマートフォンを発売しています。
アメリカではPalmと言うOSを搭載しているスマートフォンが人気です。
日本では最初にノキアが発売されました。
最近ではiphoneが発売されています。
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