~ オール電化 ~ オール電化は料金がお得
CMや広告ではよく「オール電化にすれば料金がお得」とうたっているキャッチコピーを目にしますね。
具体的にはどうお得になのでしょうか?
まず単純に、ガスの基本使用量を払う必要がなくなり、基本料金を電気だけに一本化できます。
ガスの基本使用量は各家庭の使用量によって、また地域によって異なりますが、ざっと1,000~2,000円くらいとなります。
具体的に知りたい場合は、毎月のガスの検針票を見ると記載されています。
あとは、オール電化にするとランニングコストとなる電気料金が割安になります。
これまたCM等で「割安な深夜料金を使うから、電気代がお得」という宣伝文句も聞いたことがあります。
この、深夜料金。本当にお得なんですよ。
私たちが普通に暮らしていて活動する時間帯は朝7時頃から夜11頃。
当然、その時間帯には電化製品を使うことが多いため、電力使用量も多くなります。
その使用量の多い時間帯の電気料金は、これも地域差が多少ありますが、1kwあたり大体20~30円くらい。
そして人々が寝静まり、電気の使用量がぐんと減る夜11時から午前7時までは深夜料金が適用されます。
深夜料金の1kwあたりの電気料金はなんと、7円余り。
深夜料金を活用する、ということは、それだけで電気代を4分の1~3分の1もカットできることになるのです。
ただ、日中の消費電力すべてを深夜の電力でまかなえるわけではなく、この深夜料金を活かせるのは主に給湯システムになります。
光熱費の大半は給湯に使われている、といわれているだけに、給湯システムだけでも深夜料金のご享受にあやかれるのはありがたいですよね。
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近頃話題になっている「オール電化」ですが、これから家を新築する方や、リフォームを考えている方には気になる話題ですよね。
オール電化は、実際本当にお得なのでしょうか?
オール電化の「メリット」について、考えてみましょう。
オール電化の一番のメリットは、なんといっても「火を使わない」ということです。
キッチンではIHクッキングヒーターを使用するので、何も燃えず、空気が汚れません。
ガス漏れやガス爆発の心配もなく安全なので、小さなお子様のいる家庭にも向いています。
調理をする際に水蒸気は出ることは出るのですが、その発生量を最小限に抑えることが可能です。
火の熱で室温を上げることもないので、夏でも快適に調理できるでしょう。
暑いキッチンで汗をかきながら調理しなくてもよくなります。
オール電化は結露の発生を防ぐので、カビの発生も極力抑えることができます。
カビは衛生面のみならず、健康面でも良くないのでありがたいですね。
また二酸化炭素を発生させないので、地球にも優しいと言えます。
さらにオール電化のメリットを上げるなら「省エネ」ですね。
オール電化製品の中でも、一番省エネ率が高いのは「エコキュート」です。
割引料金になる夜間電力を使用してお湯を沸かしますので、経済的です。
これには「ヒートポンプ」という温熱方式を採用しています。
従来の燃焼式給湯器に比べると、なんと約30%もの省エネになります。
「ヒートポンプ」は二酸化炭素排出量を5割減らすことも可能です。
フロンガスを使用せず、オゾン層保護にも貢献しています。
省エネで、かつ地球温暖化対策やオゾン層保護にも一役買う、とても優秀な電気温水器といえるでしょう。
エコキュートを導入する際には、申請すれば補助金がもらえるというメリットもあります。
ありがたいですね。
災害時には貯湯タンクの水を生活用水として使えるので、災害対策にも有効です。
オール電化に太陽光発電を併用するとさらに経済的なのはご存じでしょうか?
太陽光をエネルギーに変え、電気として使用するシステムなので電気料をグッと削減できます。
ただし、初期設備の費用はかかりますが。
ちなみにこちらも補助金制度があります。
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