~ オール電化 ~ 光熱費ゼロ? オール電化と太陽光発電
昨年は石油高騰の一年でした。
ガソリンや灯油だけではありません。
カップラーメンや食パンなど思わぬものまでが原油高の影響を受けています。
原油高の原因はあらゆる因果関係があるので一概には言えませんが、石油は限りある資源である、というのもその一因になっています。
そんな中、無限の資源であり、かつ環境に無害である太陽エネルギーへの注目が高まってきています。
私たちの生活に直接かかわってくる太陽エネルギーのひとつに、太陽光発電があります。
生活電力のすべてを太陽光発電でまかなうことが出来れば、これほど地球に優しい生活はないのかもしれません。
でも、太陽光発電システムを導入するにはそれなりの設備投資が必要となります。
地球のためなら財を惜しまない、と損得考えずに投資できる人は極わずかで、実際問題、投資に見合った見返りがなければなかなか導入には踏み切れませんよね?
とある住宅メーカーが、「光熱費ゼロ住宅」を前面に売り出していたりしますが、もしそれが現実的なものになればまさに地球にもお財布にも優しい暮らしが出来るわけです。
太陽光発電システムを導入した場合、自家発電をして使い切らずに余った電力は売り、足らない電力は買う、という形になります。
売り買いする相手は電力会社です。
太陽の照っている昼間は、文字通り「売るほど」の電気が発電されるので、使いきれなかった分は売ります。
逆に、夜は自家発電が出来ないので、夜使う電気は電力会社から買い取るのです。
この売り買いのバランスが、損得の鍵を握るわけです。
そこでものを言うのがオール電化住宅。
オール電化にすると、まず、電気料金そのものが一番お得なプランになります。
そして、オール電化にして給湯システムがエコキュートになると、かなりお得な深夜料金の時間帯にお湯を沸かしておいてくれるのでさらに電気料金の引き下げになります。
オール電化にすると、買う分の電気料金を抑えられるので、よりお財布にやさしくなるのです。
オール電化にして、かつ太陽光発電を利用するということは、無害なエネルギーのほぼ自給自足となります。
結果、地球にも、よりやさしい生活が送れそうですね。
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近頃話題になっている「オール電化」ですが、これから家を新築する方や、リフォームを考えている方には気になる話題ですよね。
オール電化は、実際本当にお得なのでしょうか?
オール電化の「メリット」について、考えてみましょう。
オール電化の一番のメリットは、なんといっても「火を使わない」ということです。
キッチンではIHクッキングヒーターを使用するので、何も燃えず、空気が汚れません。
ガス漏れやガス爆発の心配もなく安全なので、小さなお子様のいる家庭にも向いています。
調理をする際に水蒸気は出ることは出るのですが、その発生量を最小限に抑えることが可能です。
火の熱で室温を上げることもないので、夏でも快適に調理できるでしょう。
暑いキッチンで汗をかきながら調理しなくてもよくなります。
オール電化は結露の発生を防ぐので、カビの発生も極力抑えることができます。
カビは衛生面のみならず、健康面でも良くないのでありがたいですね。
また二酸化炭素を発生させないので、地球にも優しいと言えます。
さらにオール電化のメリットを上げるなら「省エネ」ですね。
オール電化製品の中でも、一番省エネ率が高いのは「エコキュート」です。
割引料金になる夜間電力を使用してお湯を沸かしますので、経済的です。
これには「ヒートポンプ」という温熱方式を採用しています。
従来の燃焼式給湯器に比べると、なんと約30%もの省エネになります。
「ヒートポンプ」は二酸化炭素排出量を5割減らすことも可能です。
フロンガスを使用せず、オゾン層保護にも貢献しています。
省エネで、かつ地球温暖化対策やオゾン層保護にも一役買う、とても優秀な電気温水器といえるでしょう。
エコキュートを導入する際には、申請すれば補助金がもらえるというメリットもあります。
ありがたいですね。
災害時には貯湯タンクの水を生活用水として使えるので、災害対策にも有効です。
オール電化に太陽光発電を併用するとさらに経済的なのはご存じでしょうか?
太陽光をエネルギーに変え、電気として使用するシステムなので電気料をグッと削減できます。
ただし、初期設備の費用はかかりますが。
ちなみにこちらも補助金制度があります。
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